クリエイティブ

ステージも演出も楽曲もすべてがオリジナル。準備に半年かかったVRDJライブの裏側とは?

lJUSLIVE

こんにちは。lJUS広報担スタッフのBUSSAN(ぶっさん)です。

Club_lJUS(クラブジュース)では、2021年10月24日に3rdライブが行われました。このライブ、単純に3rdと表記していますが、なんと構想が始まったのは半年前。そしてトリを務めたよっとさんは全て自身のオリジナル楽曲でセットリストを組み、さらにステージにはこのためだけの演出とギミックを組み込む開発が行われ、しかも進行はオリジナルシナリオに沿って進められ、声優さんまで起用されるという、VRDJ界では類を見ないパフォーマンスが行われました。

そんな、ちょっと引くぐらいスタッフと出演者の全力が尽くされた3rdライブのゲストDJ、「よっとさん(yoxtellar)」とVJを担当した「Hatotoさん」に、オーナーのPONYOさんと一緒にインタビューを行いました!この記事では、その様子を対談形式でまとめてお贈りします。※全文ではなく、一部内容を切り取って記載しています。

 

 

lJUS aftertalk on Twitter

「アフタートーク」として対談形式で配信を行いました。その時の様子をアーカイブとして下記Twitterページより視聴できます。

この記事の元となっているインタビュー配信です。Twitter上から視聴することが出来ます。※2時間以上の長さがありますのでご注意下さい。

 

 

3rdライブのアフタームービー

3rdライブ当日の映像を2分にまとめたアフタームービーです。来れなかった方でも当日の雰囲気をサクッと感じる事ができますので是非ご覧ください。
(BUSSANが撮影・編集を担当しました)

 

 

出演者視点での3rdライブ当日の感想

PONYOさん
PONYOさん
まずは僕の方から二人がどんな人なのかを紹介したいと思います。
PONYOさん
PONYOさん
Hatotoさんは実はlJUSに毎回参加してくださっているVJさんでして、僕がそもそもHatotoさんに声をかけた理由というのが、「マッピングができる」というところにあるんです。VRChatではモニターを分割してそれぞれに別の映像を出すのがあまり一般的ではないんですが、Hatotoさんはリアルの現場でそれを既にやっている方でして、VRの中で表現されているのを見たときにVRのVJさんでは見ないクオリティだと感動したところがあってお声掛けさせて頂いた、という流れになります。
PONYOさん
PONYOさん
僕の方からは「こんな演出がやりたい!」という無茶ぶりを毎回させてもらっていて…「しんどいっす」というコメントを毎回頂きながらやっている訳なんですが…いつも大変助かっております。
Hatotoさん
Hatotoさん
お世話になっております!いつもありがとうございます!
PONYOさん
PONYOさん
続いてよっとさん。「よっとさん」というのはVRCの中の愛称で、本来は「yoxtellar」という名義としてトラックメーカーとして活動されているんですが、初めてお会いしたのは2021年の3月あたりだったのかと思います。
PONYOさん
PONYOさん
初めてステージを見たのは2月で、その時は「何てとんでもないものを…」という感想があって、いい意味で”変態的”な音楽を作られている方で、実は既に2021年の3月くらいから、よっとさんをメインにしたイベントをやりたいと思っていたんです。始めて色々話をさせて頂いた際に「いろいろ面白そうですね!」と食いつきがよくて、今回素晴らしい内容のショーが出来たのではと思っております。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
宜しくお願いします!
ぶっさん
ぶっさん
そして、僕が今回このインタビューを企画しているぶっさんで、今お二人を紹介してくださったのがlJUSのオーナー、PONYOさんです。宜しくお願いします


(Club_lJUSのオーナー、PONYOさん)

ぶっさん
ぶっさん
そしたら、まずはHatotoさんに当日のライブの感想などをお聞きしてみても良いでしょうか?
Hatotoさん
Hatotoさん
毎回毎回、難しかったという感想しか…!(笑)毎回出演させて頂いくんですが、もう皆勤じゃないですか?そうすると、毎回映像の出し方を変えてはいるものの…もう、正直ネタ切れなんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
これは、Hatotoさんから毎回言われるんです。ただ僕から言わせてもらうとネタ切れなんてことはなくて!毎回すごく驚かされるクオリティを出してくれてるんですよ。
ぶっさん
ぶっさん
ええ、本当にそう思います。
Hatotoさん
Hatotoさん
いやいやいや。
PONYOさん
PONYOさん
なんだけど、Hatotoさんはとっても凝り性なんですよ。すっげー細かいの。本当に。自分に厳しいからそう言ってるだけであって、僕らは毎回スゴイって思ってるんです。


(DJ中のKillUさん(左)VJ中のHatotoさん(右))

Hatotoさん
Hatotoさん
だとしても、毎回新しいゲストさんとかを迎えて毎回新しい演出をやってるのに、また前回と同じパターンじゃ申し訳ないじゃないですか?
PONYOさん
PONYOさん
まあ、たしかに。
Hatotoさん
Hatotoさん
そう。やっぱり盛り上げるじゃないけど、僕の方としても最高のものを出さないと申し訳ないなというか。
PONYOさん
PONYOさん
それはもうね、プロフェッショナルの意見なんですよ。こだわって頂けるのは有難いし、困りながらもやり遂げて頂けるのは本当にありがたい事なんです。
Hatotoさん
Hatotoさん
なんとかひねり出してる状態ですね。(笑)
PONYOさん
PONYOさん
ありがとうございます(笑)そしたら、次回からもなんとかひねり出していただいて…。
ぶっさん
ぶっさん
よっとさんからも感想などあればお聞きしたいです!


(よっとさん)

よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
僕は、当日になってとても緊張して…めちゃめちゃ緊張して終わりましたね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
いつもああいう感じで、みんな「口ぽかん」な状態で無言で見てるんですが、今日はちょっといつもと違って、普段あまり気にしないんですが、今日はこれでよかったのかな?って思ってしまって。
PONYOさん
PONYOさん
これはlJUSのコンセプトの話なんですが、今回は、みんなに口ぽかんと開けていてほしかったんですよね。凄い質量で情報が流れ込んでくる!みたいな、そういう演出がやりたくて、よっとさんにお声掛けしたんです。
PONYOさん
PONYOさん
Twitterでもちょっと書いたんですが、TAOの時に「おお!こういう世界観か…」という雰囲気を感じてもらって、Mazznさんの時に、「なにこれ楽しい!」と盛り上がってもらって、よっとさんの時に「なんじゃこりゃ~すげー!」と驚いてもらえれば、僕の狙った通りだと思っていて。僕はそれを当日、実際に肌で感じてたんで良かったなと。役割をしっかりと果たしてくださって、最高でした!
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
かなり時間をかけてきたので、準備完璧だ!と思って挑んだんですが、実際思ったより緊張したという感じでした。
PONYOさん
PONYOさん
「緊張した」というワードでのちょっとしたエピソードなんですが、実はよっとさん、本番でMazznさんの番にステージにワープしてしまったんですよね(笑)気付きましたか?
PONYOさん
PONYOさん
Mazznさんからよっとさんに切り替わる時に、ステージ内にワープするギミックを設けたんですよ。で、恐らくよっとさんはそれの事前確認をしたかったんだと思うんですよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
そうなんです、事前に動きの確認をしていたら、間違ってトリガーを引いてしまって…本当にびっくりしました。その時からだいぶ焦ってました。誰にも指摘はされてないと思ってたんですが、ここで気付けて良かったです。
いやー、普通に考えてリスポーンしたら良かったのに…!
PONYOさん
PONYOさん
よっとさんが、Mazznさんの巨体からすーっとステージの端に移動するのが見えてしまって、めちゃくちゃ緊張してるなって思って(笑)あの時に指摘しちゃったらテンパり過ぎちゃうかなと思って…!
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
皆さんの優しさで上手く行きました(笑)
PONYOさん
PONYOさん
じゃあ、ぶっさんからも感想を聞いていいですか?
ぶっさん
ぶっさん
僕はいつもシナリオを知らないまま本番を迎えるんですが、今回一番びっくりしたのは、Mazznさんのステージからよっとさんのステージへの切り替えのシーンで、Mazznさんが”転送”されて、その代わりによっとさんが出現するという演出がすごくて。他のクラブとか他のライブではこういった演出ってあまり見られないので、かなり感動しましたね。


(Mazznさんの転送シーン)

ぶっさん
ぶっさん
今までのlJUSって転換の演出って特になかったじゃないですか?前の人の番が終わったら、交代のやり取りがあって、次の人にバトンタッチするという感じで。それってほかのクラブでも同じだとは思うんですが。ただ今回はそこにも演出を入れてきて、かなり感動しましたね。撮影していて、撮り逃さないように必死でした(笑)
PONYOさん
PONYOさん
みんなオオオオ!ってなってたよね。凄く刺さってくれたなと思えてかなり嬉しかったんですよね。さっきぶっさんが言ってくれたように、転換ってどうしても中だるみしちゃうんですよね。なのでこう、普通はテンションが下がるところを逆に盛り上がる演出ができないかなと思って、今回ああいう形にした訳なんですが、実はここには功労者が居てですね…。
PONYOさん
PONYOさん
あの演出自体を考えたのは僕なんですが、退場のビームは実はHatzeさんが作ってくれたんです。しかも僕がお願いしたものよりもより動きの激しいものが出来てきて、そのお陰で転送のタイミングなども上手く調整することが出来たんです。実は本番の直前に1度だけ練習したんですが、ほとんどそのままぶつけ本番でやったんですよね。その結果かなり上手く行って。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
当日に色々な事が判明したので、さらに緊張したんですよね(笑)
PONYOさん
PONYOさん
僕も想定外が色々あった中で、想定以上になったので良かったなぁと。
PONYOさん
PONYOさん
Hatotoさんも、映像が見れなくて焦りましたよね?
Hatotoさん
Hatotoさん
めっちゃ入り直したんですよね。演者なのにJoin戦争に巻き込まれるという(笑)自分の番が始まってからも映像が見えていなくて、曲が始まる前のナレーション中にひたすら入り直すという事を繰り返してました。
PONYOさん
PONYOさん
だいぶ焦りましたよね。ちょっと補足すると、当日音と映像が止まってしまった人が何人かでていて。どうやらResyncが効かなかったみたいで、ワールドに入り直してもらうしかないという状況があって、まさか演者の方がそれになってしまうとは…。という状況でして。オーディエンスの方にもご迷惑をおかけしてしまいまして。
もちろん、これは改善出来るところは次回までに改善させて頂こうと思っています。
ただ、僕らの手が及ばない部分での不具合だった可能性もあるという話もあって、何とも難しい所ではあるんですが。
Hatotoさん
Hatotoさん
まあ、何とかなったので、大丈夫っす!

 

lJUSの三角形ディスプレイのアイディアは、Hatotoさん発だった?

ぶっさん
ぶっさん
VJのHatotoさんが苦労したという事をお聞きしたんですが、まずはHatotoさんから色々聴かせて頂こうと思っていまして。VRVJの現場において、lJUSだからこそ意識している事や、lJUSはこういうテンションで臨んでる、みたいな部分があればお聞きしたいなと思っています。例えば、lJUSって3角形のディスプレイがあるのが特徴ですが、難しい部分などあったりしませんか?
PONYOさん
PONYOさん
ぶっさん、実はあのディスプレイのアイディア出したのは、Hatotoさんなんですよ。三角形の画面は、Hatotoさんによって生まれたんです。
ぶっさん
ぶっさん
えっ!?それは知らなったです!
Hatotoさん
Hatotoさん
いや、僕が言い出した事だから、オファーが来た時に、「自分が言い出しっぺだし、やらないとな…」と思ったんですよね。流石に、自分が言い出しておいて、やらないのもおかしいじゃないですか?
PONYOさん
PONYOさん
ま、まあね、確かにね。
PONYOさん
PONYOさん
当時、DEEPBLUEのイベントの中で、プレオープンをやらせてもらって、その時に初めてlJUSの箱を公開したんですが、その時はディスプレイの形が四角形だったんですね。それを見たHatoto先生が言ったんですね…「三角形がいいんじゃない?」と。


(プレオープン時のlJUSは画面が長方形でした)

Hatotoさん
Hatotoさん
lJUSのロゴ、三角形じゃないですか?そのコンセプトがあって、反映しないのは勿体ないなと思って。それを言ってしまったのがはじまりだと思います。
PONYOさん
PONYOさん
確かに!現実には三角形のディスプレイって無いからね。


(現在のlJUSの様子です。後ろのディスプレイは三角形になっています)

Hatotoさん
Hatotoさん
現実のディスプレイというのは、正方形のパネル(ユニット)を組み合わせて作るものなので、確実に長方形や正方形など、角がある形になるんですが、lJUSみたいな三角形というのは現実にはないんですよね。でもバーチャルだし、折角ならやってもらえると楽しいんじゃないかなっていう。
ぶっさん
ぶっさん
これ、僕今聞くまでマジで知らなかったです。
PONYOさん
PONYOさん
LEDの後ろに鉄骨で骨組みが組まれてたんですが、当初長方形の形に合わせて作られてたんですよね。折角見えない部分まで作り込んでくれたのに、僕当時、制作してくれたふぉっくすさんに「三角形にしたいんだ」と伝えるのが申し訳なかったんですよね…。ふぉっくすさんにお願いして、ああいう形になってるんです。このエピソードは初めての暴露なんですが、「あの三角形のディスプレイは、Hatotoさんが発案した」という事でした。
Hatotoさん
Hatotoさん
良いか悪いかは置いておいて、僕が言い出したって事ですね。
PONYOさん
PONYOさん
実はもう一つあって、ディスプレイの両端にライトがついてるんですが、三角形に形を変えた時に、ディスプレイに合わせて斜めにに変えたんですよね。そしたらめちゃくちゃライティングに奥行きがでて、一気に面白い画になったというエピソードがあるんですよね。「Hatotoさん、ここまで考えてたのか…」って思って。
Hatotoさん
Hatotoさん
まあ、そういう事にしといてください(笑)
PONYOさん
PONYOさん
まあ本当に、偶然なのかもしれないけど、Hatotoさんのひとことによって、奥行きのある画になったということは事実なんで、本当にありがとうございました!
ぶっさん
ぶっさん
三角形の画面は、ほぼ見た事ないという環境ですが、そこでVJをやらなければならないlJUSというのは現実でも、VRChatでも、あまり経験がないと思うんですよね。普通、映像素材って四角形で作られてるじゃないですか?それを三角の画面で出すというのはいきなりは難しいというハードルになるんじゃないかなと思っていて。なのでどうしてもHatotoさんに頼りがち、という状況にはなるのかなと。
Hatotoさん
Hatotoさん
でもね、あのマッピングを提案して少しだけ後悔している事があって、lJUSの画面っておにぎりみたいに底辺が下にあるんですが、真ん中は逆三角形になってるんですよね?でも実はあれは台形で、正確には三角形じゃないんですよね。なのでlJUSの三角形のロゴを配置しようとしても、カチっとハマらなくてパッとしないなと思っていて、結構難しいと感じてるんですよね。


(逆三角形の画面に正三角形を乗せる構図です)

PONYOさん
PONYOさん
これは、他のVJさんがくれたコメントなんですが、あの逆三角形の画面に、lJUSのロゴが出てくるのが凄くカッコイイという意見を頂いていて。それも狙ってやってるんだろうなと思ってたんですよね。
Hatotoさん
Hatotoさん
前回のlJUSでやろうとしましたね。三角形を三角形で切るみたいな、トライフォースみたいな形にしようとしてて。でもやはり難しかったですね
PONYOさん
PONYOさん
確かに、やってたよね。
Hatotoさん
Hatotoさん
僕、まだVRでVJあんまりやってない方なんですが、VRChatの中でVJのお仕事を頂く事ってあんまりなくて。それこそDEEPBLUEのあとにここなんで。何回も通してやっていくうちに、アイディアを作ったとしても、小出しにしないと持たないんですよね。全部出してしまうと、ネタ切れになって苦しむのは自分なんで。なので、良いアイディアを思いついても、出すのは1個か2個にしておいて、後に取っておく、みたいな。
PONYOさん
PONYOさん
そうか~。なるほどね~!


(VJ中のHatotoさん。奥はKillUさん)

Hatotoさん
Hatotoさん
それが工夫しているところかもですね。現実の箱だと、同じ場所でもイベントが違えば、アイディアをそのまま使っても通用すると思うんですが、lJUSの場合はlJUSの箱の中でlJUS独自のイベントをやるからこそ、毎回被らないようにする工夫が必要、みたいな部分はあると思います。
PONYOさん
PONYOさん
僕は正直、そこを甘く考えてた部分もあって。HatotoさんはVRVJ達の間では憧れの存在なんですよ。これは本当に冗談なんかじゃなくて。その証拠に、今までlJUSに出ていたVJ達は皆Hatotoさんに連絡して、色々教えてもらってるんですよね。それくらい皆の大先生として立っているので、初めて見た時に、リアルのクラブでもレベル高い人だなと思っていて。だからこそ、毎回お願いしても毎回そつなく出来てしまうので、こんなに苦労してるなんて思ってなかったんですよね…。
Hatotoさん
Hatotoさん
まあ、意外と要求高いと思いますよ(笑)他の人たちが対応できるかどうかは、正直怪しいと思います(笑)
Hatotoさん
Hatotoさん
僕が今回ちょっと言いたいのは、lJUSに僕抜きで、他のVJさんだけでやってみてもらったら、また面白い感じになると思うんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
言いたい事は分かる。うん。言いたい事は、わかる。
過去に実際にlJUSに出演頂いたmønobrightさんやWINDYさん(※)が実力が足らないという意味ではなくて、僕が、lJUSをそもそもやるコンセプトと言うのは、リアルっぽさみたいのを追求したいというのがあって、質感などをリアルに寄りすぎると逆にリアルさが無くなってしまうと思って、ちょっと若干リアルとVRをミックスしたものを感じてもらいたいと思っていて。なので見た事ないようなものだけにしてしまうと没入感にかけてしまうなと思っていて。

※mønobrightさんとWINDYさんは過去1回目と2回目のlJUSに参加されたVJさんです。

PONYOさん
PONYOさん
だからこそ、リアルの現場の空気感を知っている人がVJとして演出して欲しいなと思っていて。それくらい、VR出身のVJのテイストとリアルの現場出身のHatotoさんのテイストの違いを感じてるんですよ。わかります?


(Hatotoさんを褒めるPONYOさん)

Hatotoさん
Hatotoさん
あらあらあら、それもっと早く聞きたかったですね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
主役をうまく立たせる、みたいなところが凄く良いですよね。
PONYOさん
PONYOさん
VR出身のVJさんをディスるという訳ではないんですが、VRをやってる人からすると、画面を真っ暗にするとか、怖くてできないんですよ。持たないじゃないですか?リアルでは、VJの映像だけじゃなくて、ライトだったりレーザーがあったりとか、設備が整っているから、映像を消したところで全然問題ないんですよね。むしろライトの方が光量が多いから、VJの映像って負けちゃうんですよ。その立ち位置を知ってるから、lJUSのライトの力を信じてくれるのって、今のところHatotoさんだけなんですよね。
Hatotoさん
Hatotoさん
すごい!言いたい事全部言ってくれてる!
Hatotoさん
Hatotoさん
確かに、現実の箱は、VJの映像が出てなくてもいいから、普通に真っ暗にすることができるんですよ。ただVRの箱の場合、映像が占める面積って多いから、眩しい時と暗い時の差が激しいんですよね。lJUSの場合、照明もレーザーもあるので、消したところでそこまで影響は大きくないと思っていて。ちなみに、リアルのクラブってVJの立場って意外と低い方で、照明さんの方が立場が上なんですよね。だから照明さんの見せ場を作ってあげたりするために、あえて消したりするんですよ。
Hatotoさん
Hatotoさん
でもVRVJだと、どうしても遅延があるんで照明を見てから合わせて映像を落とす事って出来なくて。なので自分が先行して映像を落として「よろしく!」って感じで投げないと上手く行かないから、そこが難しかったりしますよね。
ぶっさん
ぶっさん
なるほど~!そういった、コミュニケーションみたいなやりとりがあるんですね。
Hatotoさん
Hatotoさん
本当は照明さんと喋りながらやりたいんですが、それも難しいところではありますよね。
PONYOさん
PONYOさん
でもね、上手く出来てますよね。僕らから見たらカンペキな流れというか。だから、他の人を呼ぶのが否定的という訳ではないんですが、Hatotoさんのような、他の演出も含めた空気感をだすのが上手い人に頼っちゃうんですよね。

 

 

準備に半年以上が掛かった今回のlJUS。そのエピソードとは。

ぶっさん
ぶっさん
2021年の3月からこの計画があったという事ですが、この期間のエピソードなどを聞いてもいいですか?
PONYOさん
PONYOさん
ぼくから声をかけて「よっとさん、やってみましょう!」という話をしていて…その時はまだlJUSはワールドが完成してなかったんですが、気持ちだけで1時間くらい話てしまって、結果的に「やってみよう!」ってなったんですよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
僕がそもそもなんですが、トラックメーカーとして2017年くらいからリアルの箱で、DJというよりかは、世界観重視のライブ的なものをやっていたんです。で、2020年の12月にVRDJとしてデビューしたんですが、その時は、配信系のイベントで自分の楽曲でライブをしていたんですよね。そこから月イチくらいでVRDJとしてクラブに呼んで頂けるようになったんです。
PONYOさん
PONYOさん
今回のlJUSにもちょっと繋がる話なんですが、僕初めてよっとさんを見たときに、3回くらい接続落ちしてしまったのを目撃していて(笑)
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
そうなんです。Wifiの接続が弱すぎて落ちてしまったんですよね。なのでテザリングで代用していました(笑)
ぶっさん
ぶっさん
えっ、テザリングで!?
Hatotoさん
Hatotoさん
ヤバッ
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
意外といけましたね(笑)
PONYOさん
PONYOさん
まずね、はじまった瞬間から凄い世界観で。もう「破壊」って言葉が本当に似合ってるくらいバチバチな感じではじまって。映像も凄くてぽかーんってなってたんですよね。誰も何も一言も喋れない、みたいな。で、よっとさんが落ちる度にKillUさんが出てきて。テンパるKillUさんが見れるという(笑)
PONYOさん
PONYOさん
ちなみに、今回のlJUS本番ではトラブルで音が止まってしまって、実際ワールド内に居た人たちは2回くらい音が止まってしまったのを聴いていたはずで。まさかね、あの初めて見た伝説のライブのような光景をこのlJUSでも再現してしまうとは(笑)
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
ほんと、ご迷惑をおかけしました!


(ライブ本番中のよっとさん)

PONYOさん
PONYOさん
実は色々あったんですが、5月ぐらいまでは、どういう感じでやろうかみたいな、動画を送りあったりしてたんですが、その時のイメージからだいぶ変わりましたよね?もっと最初は硬い雰囲気のやつをやる予定だったんですよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
ですね。本当はもっと硬いやつをやろうと思ってたんですが、自分の曲を全曲聴き直したら、やっぱり僕の曲ってあまり硬くないな?みたいな事に気付いてきて。もうちょっとメロディアスで、暖かみがあるなと思えてきたんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
そうそう。で色々情報をやりとりする中で、もうちょっと終わりが分かるようにして欲しかったり、緩急を付けて欲しいとか、色々要望を出させて貰って、一緒に悩みながら軌道修正しましたよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
そうですね。特に終わりをめっちゃ悩んでいて。思いついて曲をばーっと作ったらたまたまイイ感じに「最後の曲っぽい曲できた!」ってなっちゃって。
ぶっさん
ぶっさん
ええええ、そんな感じで出来たんです!?
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
最後の曲マジでどうしよう!と思ってたんですが、2週間前くらいになってから曲が完成して。最終的には「新曲が追加できたから大丈夫!」となりましたね。
ぶっさん
ぶっさん
それってある意味、lJUSのために曲を作ったって事ですよね?
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
結果的に書きおろしみたいになりましたね。
PONYOさん
PONYOさん
実は最初、30分のライブにしようって話にしてたんですよね?45分も曲がないから。でも気付いたら45分できちゃったという(笑)
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
そうですね、実は4年前くらいに作った曲も入ってたりするんですが、編曲してたらいつの間にか45分になってましたね。
PONYOさん
PONYOさん
曲自体もかなり手直してますもんね?
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
そうですね。曲の手直しと新曲でかなり制作時間を使ってましたね。
PONYOさん
PONYOさん
僕がめちゃくちゃありがたい話だなと思ったことがあって、
よっとさんとTwitterで繋がってるから、ふだんからツイートを見てて、よっとさんが何を考えながら曲作りをしてるか見えてくるんですが、色んな事を考えながら制作してくれてるっていうのが伝わってきたんですよ。「人に聴いてもらう曲作り」を考えているのがすごく見えてきてて。lJUSでライブをするために、どうやったら人に聴いてもらえる曲になるのか、を考えてくれたのは凄い嬉しかったというのがあって。良かったです本当に。
PONYOさん
PONYOさん
lJUSを始めた時に、よっとさんに自分の曲でライブをしてもらうというのは最初から決めてたんで。

 

よっとさんのパフォーマンスについて


(CLUB DEEPBLUEでのよっとさん)

ぶっさん
ぶっさん
僕いつもよっとさんを見ていて、DJプレイ中の動きが魅力的だなって思うんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
あー!わかる!
ぶっさん
ぶっさん
写真とか、どのタイミングで写真を撮ってもカッコよく映るんですよね。映えるというか。VRDJさんって色んなプレイスタイルの方がいると思うんです。でもよっとさんはその中でも、ひときわ目立った動きをする人だと思うんですよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
実は僕、曲の頭から最後まで流すことが結構あるんで、ちょっと余裕があるんですよね…!なので現場の音を聴きながら踊ったりしてます。
PONYOさん
PONYOさん
実は配信中のコメントで嬉しかった事があって、「よっとさんが左右のキューブを操ってるように見えるのがすごく良い!」って。当初、この話をしてたんですよね。左右にキューブを配置するから、それを操って見えるように演出したいって。実際にそれをやってくれたのがちゃんと伝わってる!と思って。


(lJUS本番中のよっとさん)

よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
よかったです。やっぱり全部自分の曲だから、展開とかちゃんと分かってるので、動きを合わせる事が出来てよかったですね。それが伝わって嬉しいです。
PONYOさん
PONYOさん
その動きを見ながら合わせてくれたまるぽっぷさんが、また天才的だったんですよね。あの左右のキューブは「タケミナカタ」という名前なんですが、あれはコントローラーがあって、人の手で動きを演出出来るようになっていて、それをデザイン・制作してくれたのがまるぽっぷさんなんですよね。で、それを操作いたのもまるぽっぷさんなんです。


(今回の演出のためだけに制作された「タケミナカタ」)

PONYOさん
PONYOさん
よっとさんの音はタイムラグがあって入ってくるんで、タケミナカタがどう動くかは、「あとは任せた!」という感じになると思うんですが、それをちゃんと曲に合わせて、動きを出したり色を変えたりしていたのはまるぽっぷさんなんです。
ぶっさん
ぶっさん
えっ、それって凄くないですか?ほぼテレパシーじゃないですか。
PONYOさん
PONYOさん
そうなんですよ。まるぽっぷさんは本当に空気を感じ取るのが上手なんですよね。シンクロ率がバリ高いんですよ。本当に。100点満点ですよ。

 

 

lJUS3の背景設定について

 

ぶっさん
ぶっさん
ちなみに、今回のlJUSは世界設定がかなりしっかり作り込まれていて、ストーリーや脚本みたいなものがあると聞いたんですが、今回よっとさんはその中のどんな役割だったんでしょうか?
PONYOさん
PONYOさん
これはね、ここで話すというよりかは、後でみんなに内容が伝わるように設定資料集みたいな形でいずれまとめて情報を公開したいと思っています。
よっとさんに関しては、簡単にさわりだけ説明しておくと、今回は「LAB」っていうサブタイトルがついているんですが、未来の2241年という設定になっていて。そこには人間がもういなくて。ロボットだけで活動を維持している破棄された研究所という設定になっていて。そこに、居ないはずの人間としてよっとさんが登場。施設に侵入してくるという感じです。詳しくはまた後日。
ぶっさん
ぶっさん
また別のタイミングで公開されるようですのでお楽しみに!

 

 

本番中使用された楽曲は、よっとさんご自身のオリジナル曲のみ。

ぶっさん
ぶっさん
VRChatのDJでは、ご自身の曲だけで構成されている人って中々いないと思うんですが…ちなみに曲の発売予定とか販売予定などあるんでしょうか?
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
曲はbandcampで買えたり、Spotifyで聴けたりします。今回最後に流した新曲は現在リリース準備中です。(※11月14日にbandcampでリリースしました!)

(他の曲も実際に記事の最後の方で視聴できます!)

PONYOさん
PONYOさん
僕も買いましたから。皆さんもぜひ!以前どうしてもよっとさんの曲を使いたいタイミングがあったんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
やはり曲を作ってる本人が曲をかけてると感動が違うじゃないですか?それが見れたというのもあって“フェス感”があったんですよね。「全編よっとさんの曲だけでやって欲しいんですよ」という話をして、最初「自分の曲では持たないですよ?」という反応をもらって…そこをなんとか!というやりとりがあったんですよね。無理を言って叶えて貰ってるんで…かなりテンションが上がったんですよね。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
最初提案があった時は、全部自分で作った曲だけでどうやって繋げばいいんだ…みたいな悩みがあって。色々考えてるうちに…自分が好きなアーティストって、世界観をドカンとぶつけてくるところが本当に好きなんだと気づいて、自分もそうやって世界観をぶつけられたらいいなって思えたんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
今回はそのよっとさんの世界観をブーストできたらいいなというところからスタートしていて。最初は左右にキューブを置くみたいな構想はなくて、最初はもっと”ふわっと”してたんですよ。ただ雷が降ってくるみたいな。とりあえず電気のイメージがあって。バチバチな感じですね。世界観やバックグラウンドを作ってあげれば、この曲にさらに意味を持たせてあげれるんじゃないかなって思えてきて。
PONYOさん
PONYOさん
で、ある曲を聴いた時にあのキューブみたいな形のインスピレーションが降ってきたんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
ちょっとこれは失礼になっちゃうかもしれないですが、よっとさんがもし他のクラブでよっとさんの曲だけでかけてたら、多分持たないと思ってたんですよ。でもlJUSだからこそあの演出ができたんじゃないかなって思えてるんですよね。自画自賛になっちゃうけど。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
左右のタケミナカタが光るとか、形を変えながら動く演出があるというのはかなり演出力があって凄いものだなと、改めて思いました。僕は全体像があんまり見えてなかったんで、本番ですごく感動しました。
PONYOさん
PONYOさん
最初は熱量だけで、何もない状態で妄想で話していたから正直不安もあったと思うんですが、これって僕らだけに熱量があってもできない事で、やはりよっとさんに熱量があったからこそ完成したんじゃないかなって。
ぶっさん
ぶっさん
毎回lJUSはオリジナル性が強いんですが、今回特にオリジナル性が強かったんじゃないかなって思います。
PONYOさん
PONYOさん
そうだよね。もう、次に何したらいいか分からないですもんね。

 

 

配信限定で行われたシークレットライブでも演出に一手間。

PONYOさん
PONYOさん
僕、今回正直手ごたえを感じた良い事があって。
振り返り配信の後にシークレットライブとしてKillUさんに出演頂いたんですが、その時に「よっとさんの後にやるの、ちょっとキツいっす」というコメントがあって。確かに、プレッシャー大きいからな、みたいに思ったんですが、きるゆさんにやって欲しい事って、よっとさんとは全くの別軸で。勢いとパワーで押そう!と。技術とかテクニックとかじゃなくて。それが通用するのかどうかという所を考えていて。


(シークレットライブ中のKillUさん)

PONYOさん
PONYOさん
しかしそれは結果的に大成功だったと思っていて。作り込んだものだけが正解ではなくて、勢いや熱量だけだったとしてもかなりいけるところまで行けるんだなって感じたんですよ。なので次回以降、綿密に作り込まれたものを作りつつ、熱量や勢いを重視したものも入れて行こうみたいな。いろんな形の成功があると感じて貰えたら嬉しいんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
今回ハロウィンサプライズみたいに、KillUさんの登場シーンとして恐怖映像を作って流したわけですが、結果的にはみんなにウケて楽しかったし、良かったと思えたんですよね。あの映像を撮ってる時はどんな感じになるんだって思ってたけどね。

 

ぶっさん
ぶっさん
ですね、撮影の時はどうなるかわかってなかったから。
PONYOさん
PONYOさん
でもカンペキな編集だったでしょ?ボス感あったでしょ?
ぶっさん
ぶっさん
あれはもう演者の能力だなって思いました。
PONYOさん
PONYOさん
僕らはウケるかスベるか紙一重みたいなことを、これからもやっていきたいと思っていて(笑)ぶっちゃけ、絶対ウケるというのは相当な仕込みが無いと無理だから。やはり楽しさも両立しながらやりましょうみたいな、そういう空気感を大事にしていきたいなと。

 

 

実は声優さんが起用されたシーンも

 

PONYOさん
PONYOさん
1つだけ、紹介しておきたい話なんですが、館内アナウンスとして、あずさんという声優さんにレコーディングをお願いして作ってもらったものなんですが、実はかなり要望を伝えてしまって。そもそも、音声のロボットっぽい加工とか、喋り方とか、専門外の人に対してお願いをしてしまいまして。普段はああいう感じじゃなくて、全然違う感じの声の人なんです。色々とご無理を言ってしまいました。
PONYOさん
PONYOさん
ただ、実際あのボイスによって色んな演出ができたと思っています。よっとさんのスタートの導入で流れた演出も、若干怖いと思って貰えるような世界観で作れたんですが、あれはボイスによっとさんが物々しい環境音を入れてくれて出来たものなんですよね。それによって世界観づくりが加速したと感じています。
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
本当にナレーションの流れには助けられましたね。あれを聴いてから色々具体的にイメージが湧いて、曲作りにも影響したんで。
PONYOさん
PONYOさん
そうなったのも、あずさんのナレーションがとても良かったから、キャッチしたよっとさん側もそれを感じ取って音を乗せてくれたりしたわけで。クリエイティブのバトンが続いて良いものが出来るというのを実感出来たんですよね。
こういうバトンというか繋がりが広がっていくって事は、僕はハッキリ言って想定してなかったんですよね。なのでこの流れに感謝したいんです。
PONYOさん
PONYOさん
ちなみに、みんなと一緒に考える事で、それが2倍3倍にブーストされて化学反応みたいな事がおこるっていうのは、今まで本番3回のlJUSで3回とも感じてるんですよ。
ぶっさん
ぶっさん
前回のアフタートークでも、この話題が出たんですが、例えばアクシデントがあったとしても、上手い事リカバリーされてたりとか、良く見える方に転がって行って、何かあったとしても良い方に向かうという…皆が良い方に転がそうとしているから、偶然だけど偶然じゃない、みたいな事を起こす力がlJUSにはあると思うんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
僕も、ネタバレを知らない状態で、誰かが作り上げたものを見てみたいんですよね。誰かつくるの、待ってまーす!

 

 

lJUSだからこそできた、新しいスタイルのショーステージ

よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
今回はDJとはまたちがう「トラックメーカーのショーのやり方」みたいな部分がわかって良かったなと思えましたね。実際にステージに立ってやってみて実感できました。
ぶっさん
ぶっさん
今まで、事例として存在してなかったから、比べるものがないと思うんですよね。オリジナル曲を作ってそれをDJとして繋げて、しかも演出付きでVR空間で世界観を作った、という例が他にないから、多分今回その事例を音と映像付きで残せたというのは凄いと思うんですよね。
PONYOさん
PONYOさん
それに続くように、誰かがやってくれたら最高だよね。
そういう文化が生まれて欲しいんですよ。DJをやっている身として言わせて貰うと、他人の曲をかけさせてもらってるという立場なので、100%自分の表現って難しいんですよね。正直今までは、あくまで音楽はBGMとしての役割だったんですよ。
PONYOさん
PONYOさん
それが今回、音楽を主役とした世界観が構築できたのでそれは胸を張って言える事なのかなって思ったんですよね。こういう風に、トラックメーカーの人も色んなビジョンを作ってると思うんですよね、それを視覚化することでブーストできるという事例になったと思うから、そういうショーがこれからVRChatで出てきてくれたら、僕はもう嬉しくて泣いちゃいますね。
PONYOさん
PONYOさん
世界観を作ろう!という気持ちでトライするような人たちが今後出てくるととてもいいな~って思うんですよね。リアルだったらお金掛かりすぎて難しいじゃないですか。EDMのフェスなんて、1時間数千万のお金がかかってる訳ですが、僕らからしたらそれは出来ないのと同じじゃないですか?でもそういう”世界観の構築”って、VRだったらできる事だと思うんですよね。それを工夫や熱量で実現しちゃうみたいなノリを拡散していきたいですよね。
PONYOさん
PONYOさん
これを見て下さってる方は、世界観を作る相談は僕に下さい。
曲を作る相談は、よっとさんへお願いします!
よっと(yoxtellar)さん
よっと(yoxtellar)さん
BPM200以上でお願いします~!
PONYOさん
PONYOさん
ハードルたっか!
ぶっさん
ぶっさん
リアルVJとVRVJの事についてはHatotoさんに相談してくださいね。
Hatotoさん
Hatotoさん
待ってまーす!

 

 

 

出演者様&ご協力者様

Hatoto

Hatotoさん
プロジェクションマッピングでのステージ演出を得意とするVJ。新木場ageHaや渋谷WOMB等、現実でのVJ経験を持ち、2021年よりVRVJデビュー。Club_lJUSではプレオープン時から出演し、ステージ設計においてもアイディアを出している人物。

▼Twitter
Hatotoさん

▼公式HP
https://hatoto.mystrikingly.com/

 

 

よっと(yoxtellar)

よっとさん
Breakcoreを得意とするトラックメーカー。破壊的なサウンドと躍動的なパフォーマンスで一瞬にしてオーディエンスを惹きつける能力を持つ。VRDJの現場に2021年よりデビュー。Club_lJUSでは初となるオリジナル楽曲のみを用いたVRDJを披露。

▼Twitter
よっとさん

▼bandcamp
https://yot-kun.bandcamp.com/

▼Spotify

Cloma

Clomaさん
今回インタビューに使用した「SUPERCHILL」というワールドの作者様です。Club_lJUSのアフタートーク配信では、現在まで毎回使用させて頂いています。

▼ワールド情報
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_61ca2fce-efdf-456b-b9b9-b29f75eca817&instanceId=0

▼制作者情報
Clomaさん

 

 

 

本編の一部をアーカイブとして残しています!

今回は今までのライブと違い配信をアーカイブとして残していますので、是非、下記YouTubeよりよっとさんのライブを見て頂ければと思います!

▼配信で使用されたエンディングムービーもYouTubeで公開しています!

 

Club_lJUSへの行き方

VRChatのクラブワールド(イベント)のほとんどは、下記の方法で行くことができます。

  1. オーナーや主催者のTwitterアカウントで情報を探す
  2. オーナーや主催者へjoinする
  3. 注意事項などを読んで、クラブの扉を開ける

Club_lJUSの場合、オーナーはPONYOさんなので、PONYOさんのTwitterアカウントで開催の告知を確認します。そしてイベント前にPONYO(ID:PONYON)さんへフレンドを飛ばし、そちらへjoinして下さい。

 

 

lJUSの3rdライブにお越しいただいた皆様の感想

当日ショーを見て下さった方々のツイートを引用&紹介させて頂きます。

 

 

 

他にも数多くの感想やレビューを頂いています!是非Twitterにて「#Club_lJUS」で検索してみてください!

また、他の記事ではオーナーのPONYOさんや、スタッフメンバーへのインタビューを取り上げていますので、是非そちらもご覧ください。

 

 

クラブイベントが初めてでも大丈夫?

クラブイベント未経験、そもそもクラブがどんな場所かも分からない、そんな方でも大丈夫です。なぜなら、この記事を書いているぶっさん本人も、リアルのクラブに足を踏み入れた事がなく、VRChatのクラブが初体験でした!その時の体験談を下記の記事に書いていますので、初めての方はよかったら是非読んでみて下さい。

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