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ニンテンドーラボでギターを作ってみた【作り方もあるよ】

こんにちは、BUSSAN(BUSSAN_8888)です。

ニンテンドースイッチのゲームソフト、ニンテンドーラボシリーズ(バラエティキットとロボットキット)
を一旦作り終えたので、
Toy-Con(トイコン)ガレージでの「開発」にチャレンジしてみました。
何を作るかは決めていなかったのですが、任天堂公式が「輪ゴムギター」の
動画を上げているのを見つけて、とてもテンションが上がってしまったので、
「ギター」を作る事にしました。

 

簡単そうに見えますよね??
でも実際作ってみると色々と苦労があったんです。(後ほどお伝えします)
とりあえず苦労は置いておいて、まずは僕がつくったものを見てみて下さい。

 

 

輪ゴムは、最初は付けていたんですが、弾きづらかったので外しました。
そして、任天堂公式では画面を横にしてボタンを配置していますが、これも弾きづらかったのでアレンジして
縦に配置してみました。縦にすることでボタンの面積を大きくすることができるので、タッチしやすくなります。
このToy-Conガレージの「音を出す機能」は結構優秀で、音のオクターブ調整や、伸ばす長さまで調節することができます。
なので動画のようなアルペジオっぽい演奏も自然にできます。

 

ニンテンドーラボのギターToyCon(トイコン)の作り方

で、どうやって動作しているか、どうやって作るか、なのですが…
まずはこのBUSSANギターの内側を見てみて下さい。

ニンテンドースイッチのギターのプログラムニンテンドースイッチのギターのプログラム

これは酷い。目がチカチカするし意味がわかりませんね。画面に入りきってないし。
どうしてこうなっちゃったの?もっと他にやり方があったんじゃないの?
と見た人すべてから総ツッコミを受けそうです。おっしゃる通りだと思います。
「音が鳴ればいいや」と思っていたので、見た目や効率などは全く考えていませんでしたw
これから作ろうと思う方は、これを反面教師にしてもっとキレイに作ってください・・・。
しかしこれでも仕組みは至ってシンプルなんです。

 

Toy-Conギターの音が鳴る仕組み

そう、難しそうに見えますが簡単なんです。
任天堂公式の動画でも仕組みは説明されていますが、実は一部省略されている部分があります。
その部分も含めてお伝えします。

ニンテンドーラボの「Toy-Conガレージ」には、「入力」と「中間」と「出力」の3つの項目があります。
ここにそれぞれの機能を割り振る訳なのですが、ギターは「①フレットを抑えながら弦を弾く③音が鳴る」楽器です。
Toy-Conでその動作を再現したいので…
①フレットを抑える⇒①Joy-conのボタンを押す
②弦を弾く⇒②画面をタッチする
③音が鳴る⇒③ギターのコード音が鳴るように設定する
という感じで動作するように構成していきます。

入力①Joy-conのボタンを押す

ニンテンドーラボギターの音が鳴る仕組み

画面の入力をタッチすると項目が出てきます。その中から、「ボタンをおしたら」を選び、
左右どちらのJoy-Conにするかを選びます。

 

Joy-conの画面

今回はR(右)Joy-Conを使います。
どのボタンに設定してもいいのですが、今回はひとまずXボタンに設定します。
最初は全ボタンが選択された状態になっているので、すべてタップして選択を消します。
設定できたら同じ手順で、もう一度「入力」から今度は「タッチしたら」を選びます。
これで「入力」ができました。

 

 

つぎにこの2つの入力をまとめるために「中間」をタップします。
メニューから「AND」を選びます。これは、「ボタンを押す」動作と「画面をタッチする」動作を
まとめる役割を果たします。バラバラだった2つの動作が「ボタンを押しながら画面をタッチする」にまとまります。

 

 

次に出力を作ります。画面右の「出力」から「音をならす」を選んで鳴らしたい音階を選びます。
選ぶと次のような画面が出てきます。

 

 

ギターの音色設定

この画面でギターの音色を設定します。
ギター1ではアコースティックギターの音、ギター2と3はエレキギターの音が出ます。
「のばす時間」という項目をいじると音を伸ばすことができます。
設定しないと画面をタッチしている間しか音が鳴りません。

 

画面に表示されているボックスは「ノード」というらしいですが、ノード同士を線で結んだら完成です!
青い部分を引っ張って赤い部分に付けます。
これで、Joy-conのXボタンを押しながら画面をタッチしたら「ド」の音が鳴るようになりました!

さて、頑張らないといけないのはここからです。

ギターのコードの仕組み

ギターには6本の弦があり、それぞれの弦の音を同時に鳴らすことにより、「コード」となります。
なので、弦6本分の音をそれぞれ設定する必要があります。
ちなみに弦を抑えない事を「開放弦」と呼ぶのですが、
開放弦のコードは次のようになっています

1弦=ミ(E)
2弦=シ(B)
3弦=ソ(G)
4弦=レ(D)
5弦=ラ(A)
6弦=ミ(E)

()で囲んでいるのはコード表記という英語表記です。通常、楽譜を開くと、コードの表記が書いてある
のですが、楽譜にはドレミではなくABCなどの英語でコードが振ってあります。
なので、まず弾きたい曲のコードを調べる必要があります。
調べたら、そのコードをギターで弾く場合の「コード表」を見て、どの音でコードが構成されているか
さらに調べます。
例えば、弾きたい曲の最初のフレーズのコードがCだったとします。
ネットで「C コード表」と検索すると・・・


こんな感じの表が出てきます。(ネコでも弾ける!ロックギター講座から引用

この「C」の形の音を再現したいのですが…この表だけではわかりませんよね。
なのでこちらの方のサイトを参考にしました。「ドレミがわからない人の練習法とは?
フレットとポジションの位置関係を説明されていて、
それぞれフレットにドレミが振ってあるので非常に分かりやすいです。

よし、これで、自分が弾きたい曲のコードがわかりましたね!

あとは、最初に説明した一連の動作をひたすら作っていくだけです。
ちなみに、1つのコードで6つの音を鳴らす必要がありますので、
3コードであれば18個の音が鳴るようにしないといけません。
なのであまり難しい曲をやろうとすると少しばかり大変になるかもしれません。

ちなみに、僕はギターの経験が少しあるのですが、コード表まで覚えていなかったので、
この方法で1個1個音を確認しながら作りました。

開放弦で鳴らした時の動作です。ここから、開放弦以外のコードを追加していきます。

 

 

もはやコード名を付けるのも面倒になり「こーど1」とかにしています。
そして、出来上がったのが、冒頭にお見せした全体像です。

 

 

ボタンの配置を縦に

ちなみに、最初は画面ボタンは横長になるように設置していたのですが、
弾いてみると、2つボタンを同時に押してしまったり、押したつもりが押せていなかったり、
画面が反応しない、という事がたびたびあったので、ボタンの面積を増やして押しやすくなるように、
縦並びに配置を変更しました。

だいぶ濃い内容となりましたが、これがBUSSANギターの全貌です。
他にギターを作った方も、同じようにして作ったのではないでしょうか。
これほどぐちゃぐちゃではないと思いますが…。
当然、コードを増やすほど煩雑になりますので、頑張って下さい。

 

結論

まず本音言っていいですか。

めっちゃ疲れた~~~。

でも、このギター、可能性は無限大ですね。
何がって、Joy-conは12タイプの入力ができるので、
最低でも12コードは作れるということ、さらに、ボタン同時押しにも対応してるので、
コードの数は結構登録できると思います。さらに、Joy-conを4台まで増やす事もできるので、
ボタンの数が足りなくなったら2台目3台目と追加していけばいいと思います。
多分、打楽器も出来ると思うのですが、例えば「Joy-conを振ったらドラムの音が鳴る」
みたいな動作を設定すれば、Switch一台だけでギターとドラム、合わせてセッションなんかも出来るかもしれません。
興味がある人はやってみYOROZU!

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※今回のチャレンジでBUSSANの人生でやりたい事リスト100のうち4個を達成しました!

 

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