こんにちは。カメラとイラストが趣味のBUSSANです。
実は1年ちょっと前にタイのパタヤに行く機会があり、その時に写真を撮りまくってきたのですが、あまり積極的に公開出来ず、そのまま時が過ぎてしまいました…。「なんじゃこりゃ~~~~!」という感じのスポットも結構あり、PCの中にとどめておいても勿体ないと思ったので、このブログに投稿したいと思います。実際に足を運んで行った場所・スポットの紹介もします!タイに行ってみたい方、気になる方のスポット選びの参考になればと思います。
もくじ
パタヤってどんなところ?
パタヤ(pattaya)はタイのリゾート都市です。スワンナプーム国際空港からは車で2時間くらいの位置にあります。移動は旅行代理店が手配してくれる個人のシャトルバスのようなサービスを使いました。外国人観光客がとても多く、割合はどうやら中国人が多いようです。ちなみに、タイへの旅行シーズンは3月で、それを過ぎると雨季に入ってしまいます。
ちょうどこの時は3月だったのでタイミングが良かったのですが、日本との気温差はなんと20度近くありました…。(日本では10度くらい、タイでは30度を超えていました。)
街の様子や雰囲気
「スクムウィット通り」です。片側4車線の幹線道路です。走っている車は日本車が多く、特にトヨタとホンダが多いイメージでした。背の高い建物はあまり多くなく、のどかな感じでした。
信号の数があまり多くないため、渡りたい場所で渡れず、道路を渡るためにだいぶ歩く事がしばしばありました。もしかして現地の人は信号無い所で渡ってるんだろうか…
街を歩いていて気づいたのは、電線がフリーダム過ぎて怖いって事です。
電線てんこ盛りです。
切れた電線?が垂れ下がっているものもあります。でも、タイではこれが普通のようです。
割とどこの電線もこんな感じになっています。電線だけはのどかじゃない。
スクールゾーンの看板。この形と色は日本でも親しみがあります。
タイの治安について
事前にある程度調べた感じだと、「タイは比較的治安のよい国で、窃盗やスリにだけ注意すれば大丈夫。」という感じだったのですが、まさにその通りでした。3日滞在しましたが、身の危険を感じる事なく楽しむことができました。しかし、窃盗は怖かったので、貴重品はホテルに置き、リュックは手前で背負う、を徹底していました。その結果、特に何の被害に遭う事もなく日本に帰る事ができました。
動物は基本放し飼い
街中を歩いていると犬と出会う事がかなりあります。だいたい放し飼いです。滞在中に何匹か犬を見かけましたが、首輪がついている犬は居ませんでした。最初は怖かったのですが、どの犬もおとなしく、そしてだいたい寝ていました。のどか。
ちなみに猫も1匹だけ見かけましたが、こちらも爆睡していました。のどか。
タイのタクシーの利用方法など
滞在中はタクシー移動にかなり頼りました。よくあるトゥクトゥクやバイクタクシーにもチャレンジしたかったのですが、勇気が出ずにタクシーにずっと頼りました。
速さと安全性ならタクシーが一番です。(お金はかかりますが…)
タイのタクシーはメーターが付いておらず、運転手の言い値で値段が決まります。乗る前に運転手に行きたい場所を伝えると値段を答えてくれるので、そこで値段交渉などをします。相場は場所や時期によって変わるのかもしれませんが、僕が現地に行った当時(2018年3月頃)は市内の移動が150~200バーツ程(日本円で450~600円ぐらい)でした。
ちなみに何台か使ってみて感じた事を箇条書きにしてみます。
- 若い運転手は英語が比較的通じやすい・年配の方はあまり通じない
- ホテルが手配してくれるタクシーは英語が通じやすく、愛想もよい傾向
- 英語が全然通じない運転手は、Googleマップを見せて対応
- 1日チャーターするとめちゃくちゃ楽。
何台か乗ってみて思ったのは、ホテルに手配してもらったタクシーの運転手が、英語も通じ、融通も利かせてくれ、最高だったことです。そこで彼の電話番号を聞いておき、送迎をお願いしたい時に電話して直接ホテルに呼ぶことにしました。滞在2日目に「3か所行きたい場所があるんだけど…」と相談してみたところ、「1日チャーターでいいよ。そのかわり1400バーツね。」と提示されたので、「高いね、800バーツにならない?」と相談し、「それじゃ商売にならないよ~」と言われたので、「そしたら1000バーツで!」と返し、1000バーツで1日チャーターが決まりました。こんな感じで毎回交渉が必要です。(ちなみに、1000バーツは日本円で3000円くらいです。タクシーを1日借りて3000というと安い気もしますが…タイの物価水準でいうとその3倍くらいの価値となります=日本で9000円相当)
ちなみに、賢く過ごすなら「バイクタクシー」や「トゥクトゥク」などを使う事でタイの移動はもっと安く済ませる事もできます。
タイの人とのコミュニケーションの取り方
タイの方々は基本タイ語で話しますが、交通機関の方、観光スポットの案内係の方、ホテルの従業員の方などは英語が通じます。しかし通じると言ってもあまり上手ではなく、発音が割と独特です。また、英語を喋れるけど読めない、という人もいます。
一方、僕は英語は中学3年生レベルです。あんまり読めませんし話せません。
なので、僕はコミュニケーションのためにGoogle翻訳を使い、喋りたい事をGoogle翻訳に入力し、英文を見せたり、それを口頭で読み上げたり、読み上げ機能でき聞かせたりしてコミュニケーションを取りました。
タイの交通事情
タイの信号は日本と同じ、赤青黄色の3色です。歩行者用信号も日本と同じ作りをしています。交通ルールも日本と同じ「左側通行」。色々と親しみがありました。
「ショッピングモール」と書いてありますが地元のスーパーのような感覚です。大きい通りに面しているお店はタイ語と英語がセットで表記されている事が多いみたいです。マーケット続きで、このままのクルマで地元で有名な「水上マーケット」に行きました。
水上マーケット

日本語としての紹介は「水上マーケット」と表記されることが多いのですが、正式な名前は「FLOATING MARKET」です。実はこの時「水上」という単語がわからず「ウォーターマーケットに行きたい」と運転手に伝えて、困った顔をされました(笑)色々やりとりした挙句、「もしかしてFLOATING MARKETの事?」と言われてやっと意味が通じました。
水上マーケットは商店や工芸品店、飲食店、屋台など色んなお店の集合体が水の上にあるイメージです。船に乗る事もできますが、ほとんど木造の橋で繋がっているので、十分歩いて移動できます。
面白かったのは、「船の屋台」がある事です。このお店ではイカ焼きを売っていました。
長机が置いてあり、買ったものを食べる事が出来るスペースです。フードコートのような感じでしょうか。周辺で色んな食べ物を焼いているので色んな匂いが大渋滞しています。空腹時にここを通ったら間違いなく何か買いそうです。
工芸品店を覗いてみました。なんと言いますか…これはクセになる方はハマると思います。
見渡す限りの棚にキラキラしたものが沢山並んでいます。
ゾウの置物でしょうか。小さいものから大きいものまで気が遠くなるほどの数が並んでいます。
額縁に入っているのは…これも多分ゾウです。
像でしょうか?像ですね。
これはポーチですね。
これは何柄でしょうか、像ばかり見ているせいか像柄に見えてきました。
これはバッグですね。僕の目が悪くなければ像柄だと思います。(ふくろうも居ますね!)
やっと像以外のものを見つけました。これはつまようじ入れの様です。
と思ったらやっぱり像。
ここにも像が…! しかし、これは像の頭をした「ガネーシャ」と呼ばれる神様です。頭が像、体は人間、腕が4本あり、片方の牙は欠けています。
こちらは調べても分かりませんでした…分かる方がいれば…情報求む。
柱に貼ってあったタイのカレンダーです。タイでは一般的に使われているもののようです。
こちらは蛇。タイではこの蛇も神様の一種で「ナーク」と呼ばれるらしいです。
寺院で多く見かけます。強そう。
雲行きが怪しくなってきたとは思っていたのですが、案の定スコールに見舞われました。
あまりに急すぎてビックリしました。これがパタヤの雨か。
ところどころで中国語を見かけます。「洗手間」とは中国語でトイレを意味します。
人が居なくなったので様子がおかしいと思ったら足元の水位が増してました。マジのマジで凄い勢い。
流石に水に浸かりたくなかったので慌てて中心部に避難。
しかし天井からもそこそこの勢いで雨漏りしてました…!上からも下からも水が…!
どうしよう~~~と思っていたら、あっさり晴れました。何事も無かったかのように再び船を出す人。のどか過ぎる。ちなみに気温が高いので濡れた服もあっという間に乾きました。
ちなみに、そこらじゅうにランが咲いているのを見かけました。タイではかなり一般的、かつポピュラーな花のようです。
ワットノンヤイ(寺院)

ワットノンヤイ(ノンヤイ寺院)はパタヤ市内にある寺院です。敷地内に学校も併設されているため、Googlemapでは「学校」という扱いになっています。
「ワット」は日本語で「寺院」を意味します。
この寺院はあまり取り上げられておらず、観光スポットとしてはメジャーではないようですが、個人的にはかなり魅力を感じました。
まず、ワットノンヤイの入り口です。純白の装飾に覆われていて眩しいです。
神聖感がすごい。
続いて見えてきたのは本堂?です。白すぎてずっと見ていると目が痛くなる程です。
別の角度からもう一枚。眩しい。よく見るとこれでもかというほどの装飾が施されているのがわかります。
名前がわからないのですが、寺院の中には可愛らしい花が咲いていました。
その隣にあるのがこちらの建物。屋根に何か文字が書いてありますが読めず…。
壁の装飾をアップで。かんなり細かいです。
装飾が気になったのでズームでもう一枚。色付きのタイルでびっしり装飾されています。
ぐるっと回ってもう一枚。屋根の反射が眩しいです。
敷地内にある別の建物です。さっきから「建物」としか書いてないのですが、英語表記がなく、タイ語でしか表記されていないため、マジで文字が読めないのが悔しいです…。せめて名前を知りたかった…。
これが噂の蛇の神様「ナーク」なのでしょう。めちゃイカツイ。やっぱり強そう。
更に進んでいくと大きな池が。そして大きなナーク。噛まれたら痛そう。
ここまで来て気づいたのですが、そういえばこの寺院、誰も居ないんです。大丈夫かな…そもそも勝手に入って良かったのだろうか。超不安になってきました。よく見ると遠くに人影が。と思ったらマネキンでした。さらに不安になってきた…。
そんな不安な中さらに進んでいくと、行き止まりに大きな仏像が。
デザインのパワーが凄い。
不安な中見たからか、相当インパクトがあってですね。暑さも相まって変な汗をかいたのを覚えています。そして、この建物、正面が入り口になっていて中に入る事ができるようなんですが…。さすがに踏み込めず外から見るだけにしました(汗)
ギリギリまで近づいてナークを撮ってきました。やはり噛まれたら痛そう。
帰り際、入ってきたのとは別の門から出てみる事にしました。入ってきた門とは違ってギラギラしています。
サンクチュアリーオブトゥルース(真実の聖域)

サンクチュアリーオブトゥルース(真実の聖域)は木造の巨大寺院です。
「アジアのサグラダファミリア」と呼ばれています。どれくらい巨大かというと、高さは100メートルあります。100メートルと言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、東京ディズニーランドにある「シンデレラ城」の約2倍くらいになります。
ちなみに日本が誇る木造建築「五重塔」は高さ54メートルです。
僕はこの建物を見た時の衝撃を一生忘れないと思います。それくらい濃い建物でした。
入場料は500バーツ。日本円で1500円前後です。着工から35年が経過した今も建築が続けられている建物で、入場にはヘルメット着用が必要となります。

建物までの途中の道にはこんな感じの木造の仏像が置いてあります。雰囲気が凄い。
入り口です。余りに大きすぎて全体が画面に収まり切りませんでした。まずは外回りから。
まずは建物の外見を撮ってみました。入り口の左側です。屋根には無数の仏像が。
今まで見てきた建物の中で間違いなく一番の衝撃です。木の山か。
写真からでは距離感が全然伝わらないのが悔しいのですが、先端は高さ100メートルあります。デカすぎてどう撮ったらいいか全然分かりません。マジで。
凄い数の仏様…。一体何体いらっしゃるのやら…。
屋根の数も意味が分かりません。どんな構造になってるのやら…。
入り口とは反対側です。工事中のためブルーシートや足場が組まれたままの場所があります。
屋根の端に乗っている仏像です。普通にちょこんとした感じで乗っていますが、人間よりもはるかにデカイです。
一周して入り口の左側です。何やら金色の葉っぱに覆われた木があります。めっちゃ御利益ありそう…。
入り口付近にいらっしゃっいました。
柱の一部の装飾を施工している最中でした。これを全部人が手彫りで作ったと思うと凄い。
顔までしっかりと彫り込まれた仏像。年季を感じます。
寺院の内部に入ります。窓には「ガネーシャ」が鎮座しています。ちなみに、こんな感じの像が何体も居ます。
天井です。これ、天井なんです。首が痛くなりました。
柱の一本一本全てにびっしりと装飾が施されています。見事以外の言葉が出てこない。
もう何と言いますか、やっぱ何も言えない。
建物のすぐ外は海岸になっています。潮風が気持ちいい。
建物は1階だけで、階層がいくつかに分かれているわけでは無いのですが、それでも非常に複雑な構造をしています。
建物の中心部です。あの、僕はもう感想が出ないので、誰か見た人は感想を教えて下さい。
上の中心部の写真では細かさが伝わりませんが、壁のごちゃっとした部分は全て仏様が彫られています。これに囲まれた空間がサンクチュアリーオブトゥルースの内部です。
圧が凄い。本当に。壁や天井からパワーが降り注いでいる感じがします。
十分にパワーを貰えたので、少し離れて休憩です。
実はこの場所ではちょっとした像乗り体験が出来ます。試しに乗ってみたのですが、貰ったパワーを全部持っていかれました(笑)なぜかというと、かなり揺れるので、「乗る」というより「落ちないようにしがみ付く」感じだったからです。マジでやばいです像。
ちなみに像だけでなく馬にも乗れるようです。僕は乗りませんでしたが。
像に乗ってあまりに疲れたので座って休憩していると、めちゃくちゃなドデカイ音量で音楽が流れ始めました。一体何が始まったのかと思って見に行くと、伝統的なダンスが行われているようでした。もうちょっと音量下げていいのよ…。と思いながら一通りダンスを眺めました。
ちなみに、サンクチュアリーオブトゥルースは寺院の付近で彫刻作業が行われており、それを見学することもできます。意外と若い人が手彫りでトントン彫刻をしていました。
プラタムナク山

山というより、山から見える景色が最高です。実はワットプラヤイに行こうと思っていたら間違って辿り着いてしまった場所なのですが、結果的に素晴らしい景色が見れたので最高でした。パタヤの街並みを一望したいなら間違いなくこの場所が最適です。
パタヤビーチと街並みが一望できます。
だいぶフリーダムに船が停泊しています。
街方向にカメラを向けてみました。やはり背の高いビルは少ないです。のどか。
香りのいい花と一緒に一枚。
海方向にカメラを向けました。空と海の境界線がぼやけるくらい青い海。
パタヤビーチ・ジョムティエンビーチ

上の写真はホテルから撮ったパタヤビーチの写真です。あまりにイイ感じに撮れたので公式写真じゃないかと思いました。
車内から撮ったパタヤビーチです。
パタヤビーチの海岸から撮った夕焼けです。遠くにはサンクチュアリーオブトゥルースが見えます。波が穏やかなので海面に映る夕陽が綺麗に撮れました。
こんなエモいサングラスを撮ったのは初めてかもしれません。
こちらはジョムティエンビーチから撮った夕焼けです。恐ろしく空が綺麗でした…。
泊ったホテル
「インターコンチネンタル パタヤリゾート」です。部屋も広く、プールもあり、ビーチと直結しているとても綺麗なホテルでした。ホテルの従業員の方々は皆優しく、笑顔が素敵でした。観光スポットなどへの道を尋ねると丁寧な英語で教えてくれました。
ロビーから海が一望できます。マジで絶景。

ホテル内のレストランからも海が一望できます。というかだいたいどこからでも海が見えます。
朝食はビュッフェ形式です。この日は何かスープ的なものを食べました。
名前の分からない果物があったのでとりあえず食べてみました。酸味と甘みが絶妙でおいしかったのですが…果物の名前は分からず。
ホテルの庭には至る所にハイビスカスが咲いています。
黄色いハイビスカスもあります。
これは何ビスカスでしょう…
白く飛んでしまっていますが後ろは海です。ホテルのレストランからは花の植え込みを挟んで海が見えます。
本当にどこでもランが咲いています。というか自生しています。
おまけ:タイのコンビニと買ったもの
おまけです。タイにももちろんコンビニがあるのですが、よく見かけたのはファミリーマートでした。もちろん配色も日本と同じ。そこで買ったのはお馴染みのコレ。
タイの料理はどちらかというと味が濃かったり辛かったりして、特に魚介系のものが多いイメージです。そんな料理を食べていると日本食が恋しくなります…。そんな時にファミマで見つけたのがこの「おにぎり」です。見つけてあまりにテンションが上がってしまったので即買いしました。絵からして「しゃけ」だと思って買ったのですが、食べてみると様子が違う…。確かに入っているのは鮭なんですが、味付けが違うようです。塩味ではなく味噌のような味がしました。生まれて初めて「味噌味のしゃけおにぎり」を食べました。現地の人もこれを食べるんだろうか…?
そしておにぎりと一緒に買ったのがこのコーラです。何でおにぎりと一緒にコーラなの!?
と思われるかもしれませんが、純粋にパッケージがカッコ良かったので惹かれました。味はお馴染みのコーラの味がしました。コカ・コーラの味は世界共通ですね。
ウォーキングストリート以外の魅力
実は、タイのパタヤと言えば「Walking street」という歓楽街が超有名で、パタヤに訪れたなら必ず行くべきスポットとして紹介される事が多いのですが、今回はそこはスルーして、「夜の街」ではなく観光地としての見どころを紹介してみました。
個人的にですが、「サンクチュアリーオブトゥルース」は建物の価値観を大きく変える衝撃的な建築物だと思っています。バンコクへの旅行だったとしても、2時間(ちょっと遠いかもですが)で行ける距離にありますので、足を伸ばして行ってみる事をおススメします。
行けば分かるのですが、写真や動画など、画面越しでは絶対に伝わらない規模のパワーの塊が、そこにはあります。以上パタヤレポートでした!
このブログにはほかにも写真撮りまくってきたシリーズがありますので、是非覗いてみて下さい!



