皆さん最近、眠れてますか?
どうやらGoogleトレンドによると7月という月はすべての日本人が睡眠不足傾向になるようです。
実際、僕も寝不足です。最近全然眠れていません。
眠れない状態が続くとどうなるでしょうか・・・?
多分、今は暑いだけなのでこの時期を過ぎれば寝苦しさは薄れ、また眠れるようになると思います。
しかし、以前の僕はゲームのやり過ぎで通年寝不足状態が続いていました。
その時起こった出来事をメモしておこうと思います。
今日お伝えするのは僕の昔話です。
ゲームが好きな人、そうじゃない人も、こうならないようにしっかり寝た方がいいです。という体験談です。しょうもない話ですので、笑いながら読んでもらえればと思います。
睡眠不足だった高校時代
中学生の頃からオンラインゲームにはまっていた僕ですが、高校2年生の時にMMORPGというジャンルのゲームと出会ってしまい、人生が大きく変わることになりました。
ゲームの中で出会った方々と毎晩時間を忘れて楽しくゲームに没頭していました。
ゲームを始める前は毎日12時までに寝ていたのですが、睡眠時間はじわじわ減っていき、毎日午前3時に就寝が普通となってしまいました。そのあと6時半には起床しないと1限目の授業には間に合いません。
寝れるのはたった3時間半です。早く寝ても4時間くらい。でもそれが普通になってしまうと、睡眠不足だという認識がなくなります。
5時間寝れば、すごくよく寝た方だと思っていました。今思うとなかなかにロックな生活です。
足りない睡眠はどこで補ったのか?
もちろん、毎日3時間半睡眠では足りるはずもありません。足りない睡眠は授業中寝る事で補っていました。
まず登校したら1限目が始まる前に少し寝て、午後の授業でも15分~30分くらいの睡眠をとります。
「睡眠をとります」とか平然と書いてますが普通に居眠りです。
学生の方は絶対マネしないでください。たまにはいいかもしれませんが、これが普通は明らかにヤバイ。当時それに気づけなかった僕もだいぶヤバイ。
授業中の居眠りで金縛りにあった
毎日そんな生活を続けているうちに、授業中の居眠りで金縛りにあうという事態が起きます。
※金縛りとは
寝ている最中に意識がはっきりするも、体が動かせない状態を言います。
金縛り中、脳は覚醒しているのに体は休眠状態のため、幻覚を見たように感じる方もいます。
閉眼型と開眼型があり、金縛り中に目が閉じている方がほとんどだそうです。
授業中金縛りにあった僕は、寝ていながらも先生の話が聞こえるという状態になりました。目も開かないし、手も動かせないのでノートを取ることはできませんが、授業の内容をわずかに覚えている
事もあるため、寝ているのに授業の内容が分かるという、夢のような状態でした。
普通に怖いです。本当にマネしないでください。
でもこの時ただの居眠りだと思っていたので、特に気にせずそのまま続けていました。
これがまずかった。
授業中の居眠りで金縛中、先生に話しかけられる事態に
物理の授業中だったのですが、その時僕はペンを握った状態でうつむきながら、金縛りにあいました。
机に突っ伏しているわけではなく、普通に下を見てペンを握っているように見える状態でした。
まさに、寝ていない事を装いながら寝ることが出来ていました。
しかもこちらからは先生の声は聞こえているという。これはラッキー!と思っていました。
しかし、数分後、先生から話しかけられてしまいます。
その時のやりとりです。
先生「じゃあぶっさん君、この物体yはこのあとどうなる?」
ぶっさん「……」(!?やばいやばい!指名された!!!起きないと!!!)
先生「おーい、どうした?寝てるのか?」
ぶっさん「……」(やばいやばいやばいやばい、起きろ!俺の体起きろよおおお!!!)
この時全身に脳から緊急信号を送り、人生で一番必死に体を起こそうとしました。
体が動かないならせめて首だけでも!首が前をむけばまだセーフだ!と思っていたので、
首に全神経を集中して動かそうとします。
ぶっさん「‥‥」(動けよおおおお!首動けよおおおおおおお!頼む~~~)
ぶっさん「‥‥?」(どうにかうつむいていた首をゆっくり前に向ける)
ちなみにかなり無理やり動かしたようで、変な力の入れ方をしたためか首がめちゃくちゃ痛くなりました。
先生「おーう、起きてるか?」
ぶっさん「‥‥」(目だ!次は目をあけろ!!!まだ間に合う!!!目をあけろ!!!)
ぶっさん「‥‥‥」(目開いてくれよおおお首前むいてるんだから目開いて!!!)
先生「どうした?すっごい渋い顔してんな~?大丈夫か?」
ぶっさん「……」(目が開いて先生の顔がぼんやりと見えました)
ぶっさん「……」(目あいた!!!目もっと開いて!!!!がんばれ!!!!!!!)
どうにか目が開いたようです。しかし懸命に念じるもこれ以上体を動かすのは無理でした。
先生「ちょっと?顔渋すぎじゃない?おーい起きてる?」
ぶっさん「…」(目開いたんだから起きろよおおおおおお!!!!!寝るな俺の体!!!)
先生「あ~あ、寝ちゃったか。残念。」
ぶっさん「……」(だめだぁああああ(ゆっくりとうつむく))
ちなみに、金縛りには閉眼型と開眼型があり、金縛り中に目が閉じている方がほとんどだそうです。
が、今回僕は閉じている目を意識によって無理やりこじ開けてしまいました。
この授業のあと、隣の席の友人から心配されました。
僕が必死に目をあけようとしていた時、実際は必死過ぎて先生をガン睨みしていたそうです。
なので「居眠りしていたところを邪魔されて静かに逆切れしたように見えた」という、
努力の結果、むしろ超逆効果だったことが分かりました。
不思議がる先生、起きない自分の体、必死に起こそうと語りかける自分の意識、異様な光景に心配になる周囲。
ペンを持って先生を凄い形相で睨みつつも、寝ている僕。もはや意味が分かりません。
自分でもあまり信じられないのですが、目撃者がいるので信じるしかありません。
あまりに先生に申し訳なかったので、後で謝りに行ったのですが、
寝てるのは最初から分かっていたと笑われました。
普通の居眠りと同じに見えたということです。
その後
この出来事を機に、僕はいつもより少し早く寝るようになりました。
その結果、授業中に金縛りにあう機会は減ったのですが、それでも睡眠不足は解消されず、
その後さまざまな症状達と出会う事になります。この時はまだ僕が睡眠に悩まされるとは思っていませんでした。
この後どうなっていったのかは、また次回以降に書こうと思います。
今回皆さんにお伝えしたかったのは、とにかく「寝たほうがいい」という事です。
そして、できるなら「極力夜に寝たほうがいい」です。
僕は恥ずかしい思いをしただけで済みましたが、仕事となるとそうもいきません。
そうなるまえにまずは寝ましょう!!