イラスト

僕がイラストで工夫したことをまとめました【自己流上達方法】

イラストを描く前にやる事(ブラック)

どうも、駆け出しイラストレーターBUSSANです。
前回の投稿「イラストの空きスペースでPRしませんか?」で、背景付き
の女の子のイラストを描いたのですが、
実は「背景付きのイラスト」を描くのは5年ぶりくらいでした。
さらに、「キャラクターの全身」を描くのも5年ぶりくらいでした・・・。
なので、絶大にリハビリが必要だったのと、もう描き方を忘れていたので
思い出すところから再スタート、という感じだったのですが、
皆様から参加、反響・反応・応援のメッセージをいただいて、
めちゃくちゃ感謝の念にたえません。ウルトラ嬉しいです。

ということで、この投稿では僕がイラストを描く時のコツや、
ペンを持つ前にやっている事(事前準備)などを紹介しようと思います。
役に立つかどうか未知数ですが、参考になればと思います。
大きく分けて、「キャラクター編」と「背景編」に分かれます。

 

キャラクター編

今回のイラストでは、「洋服・バッグのPR」を目的に、「女の子」と「背景」を描く事が
ゴールでした。そのため、まず女の子の全身を描く必要があります。

でもここで疑問

女の子って普段どんな格好してるんだっけ…
どんな構図がいいんだろう…
どんなポーズがいいんだろう…

そう、全然ピンと来ないんです。
なので、ひたすら参考資料を集めにネットを旅します。

参考資料1:WEAR

皆さん、洋服というワードで最初に浮かぶサイトはどこですか?
僕はWEARでした。
WEARとはZOZOTOWNの運営会社(グループ会社)が運営するファッションコーディネートアプリです。
このサイトに行けば、最新のファッション・流行が学べます。
そして、このサイトの「ユーザーランキング」というページでは、女優・タレント・一般人関係なく
全てのユーザーが人気順で表示されます。
つまり、このページに来れば最先端かつ、人気のコーデが分かります。

 

ここで参考にしたのは、構図と雰囲気です。
まず、女の子のモデルさんで、手を上げている写真が数枚出てきて、これは可愛いと思ったので
参考にしました。さらに、季節が夏だったこともあり、スニーカーやスポーツサンダルが人気でした。
なので、今回の主人公「BUSACO(ぶさこ)」にはスポサンを履いてもらいました。
あとは、ほとんどの方が被写体を中心に持ってくる「日の丸構図」だったので、
ぶさこは真ん中に立ってもらいました。
「道や道路の真ん中に立つ」というのは割と人気な構図のようです。

 

 

参考資料2:ポーズ集を見る

手を上げるポーズを描く事に決めたまでは良かったのですが、
僕は残念な事に、キャラクターにポーズを取らせるのがめちゃくちゃ苦手です。
本当に苦手なんです。描くキャラはみんな棒立ち‥‥
そこで、ポーズ集を参考にすることにしました。
ここで僕が見に行ったのはゴンさん(@GonYottela)のブログ。
ゴンさんはInstagramで超有益なポーズ集を無料で公開しています。
そして、こちらで見つけたのが「自然なポーズの人物イラストを描くポイント 5つ」という記事。
はい最高。もうここだけ見とけばOK~~!!



ということで、ゴンさんのブログを訪問する前の僕のラフをご覧ください。

 

脚から首までが完全な棒です。これぞ棒立ち。
そして、ゴンさんはこの棒立ちの解消法として「頭・肩・腰を傾ける」というテクニックを
紹介していたので、参考にさせて頂きました。その結果、こんな感じになりました。

 

正直、まだ棒立ち気味なのですが、少しは自然になった気がします。
一番の違いは首。
実際自分でこのポーズを取ると分かるのですが、
手を上に上げた時、人間は首が自然と外側に傾きます。
少なくとも手に近くはならないはずです。
凄く微妙なところですが、多分こういう事の積み重ねがコツなんだと思います。
ゴンさんのブログではまだまだ参考になるテクニックが紹介されてますので、
是非皆さんも参考にしてみて下さい。

キャラを描くコツについてはこんな感じです。
次は背景を描くコツを紹介します。

 

 

 

背景編

僕は背景を描くときは写真からトレース(写し絵)するという方法で背景を描いています。
そのため、背景の元になる写真が必要となります。
フリー素材などから取ってきてもいいのですが、
それでは面白みに欠けると思ったので、自分で撮った写真から持ってくることにしました。

上のキャラクター編の最初で紹介しましたが、

「道や道路の真ん中に立つ」というのは割と人気な構図

という事がわかっていたので、
ぶさこは細い道の真ん中に立ってもらうと思い、
細い道が映っていて、かつ中央が空いているものを選びました。
その写真がこれです。

 

問題は…
イラストチックなキャラと実写の写真をどうミックスするか
です。

 

 

背景トレースのコツ

背景トレスで難しいのは「キャラだけ浮いてしまう」という現象…
自然にミックスするために、背景をキャラクターに近づけてシンプルにするるか、
キャラクターをリアルに近づけるか、どちらかの努力が必要になります・・・。

まず、大きさの比率を合わせるために、写っているものを参考に、キャラクターと背景のサイズ感を合わせます。
今回は「自転車」を参考にしました。


キャラクターが自転車に跨がれるくらいの背丈になるように、背景の写真の大きさを調節します。
そして、背景をシンプルにしたかったので、自転車は写さず、スルーして写していきます。
背景は、「境界線」になるような目立つ線だけを写し、細かいものはひたすらスルーしていきます。
今回自転車は全スルーしました。

そして、この時点で「壁が寂しすぎじゃない!?」という事に気づきます。
ならばこの寂しい壁にアイコンやQRコード、名前などをステッカーとして貼り付け、賑やかにしよう!
と思い、今回のPR企画を思いつきました。

しかし、また問題が…

ステッカーってどうやって貼ってるの‥‥
どうせならカッコよく貼りたい…
でもステッカーのカッコイイ貼り方なんて分からない‥‥

そう、全然ピンと来ないんです。
なので、再び参考資料を集めにネットの旅にでかけます。

 

 

参考資料3:原宿の壁を見る

ステッカーが壁に貼ってある場所といえばどこでしょうか?
僕は「原宿」を思い浮かべました。
そこで、とりあえず「原宿 ステッカー」で画像検索してみる事に。

 

すると、だいたいどの写真にも共通して言えるのは「重ね貼り」しているという事です。
元々貼ってあったのがどんなステッカーなのか分からないくらいにめちゃくちゃ重ね貼りしてあります。
しかし、あまり重ね貼りしてしまうと、アイコンやQRが見えなくなってしまい、
PRどころではなくなってしまうので、今回は自重し、端の方だけ重ねる、などソフトにしました。

ちなみに、イラストの中にはアイコンではない自作のマークや文字なども入れてみたのですが、
そういう自作ものについては、ガンガン重ね貼りをして、リアルのステッカーに近づけてみました。

完成イラストは「イラストの空きスペースでPRしませんか?」にて掲載しています!

 

 

まとめ

まとめると、僕がイラストを描くときにしているのは
参考資料になりそうなものを検索しまくる・見まくる」という事です。
とにかく全て調べて、ちょっとでも分からないと見ながら描きます。
なので、残念なことに画力が全くありません・・・。
紙とペンだけ渡されても、あんまり絵が描けません。
なので、あくまでも参考程度にしてもらえたらと思います(笑)

1点注意すべきは、「リアルを参考にする」事です。
「他人のイラスト」を参考にしてしまうと、自分のオリジナリティが失われる
ばかりか、やりすぎると盗作にもなりかねません…。
なので、僕は出来る限り写真やリアルの物を参考にするようにしています。
この方法は賛否両論あるかもしれませんが、
個人的には、正確にモノを描く近道だと思っています。
皆さんのイラストライフが少しでも豊かになればと思います!

 

 

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